オリバー ローランドとノーマン ナトーは、今後2シーズンにわたって使用される新しいGEN3 Evoマシンをドライブし、アップデートされたタイヤや、全輪駆動システムなどを重点的に確認しました。また木曜日には、シーズン11より導入される「ピットブースト」を試す機会も設けられました。「ピットブースト」はピットレーンで30秒間、600kWの急速充電を行うことで、マシンのエネルギーを10%向上させるとともにアタックモードを起動することができるようになる仕組みです。
金曜日午前中の最終テストセッションでは、ローランドが6位、ナトーが10位でともにトップ10に入る結果となりました。公式テスト全体を通して、ローランドは7位、ナトーはタイムシートで12位にランクインし、テストを通じて合計389周分の有益なデータと情報を得ることができました。
金曜日午後に行われた女性限定のテストセッションでは、F1アカデミー選手権のリーダーであるアビー プリングが、すぐにペースを掴んでポジティブなラップタイムを記録し、3時間のセッションの終了時にはタイムシートのトップに立ちました。
シーズン11は2024年12月7日にサンパウロで開始し、2025年5月17、18日はダブルヘッダーの東京E-Prixも予定されています。詳細なカレンダーはこちらで確認できます。